紋織り
デザインにタテ糸とヨコ糸の交差の仕方 織り組織を当てはめて紋データーを作ります
紋のデーターを記録した紋紙というパンチカードを作ります
タテ糸とヨコ糸の交差の仕方を穴が空いているか空いていないかで記録をしてあります 紋紙といいます
メカニックジャカード 紋紙の穴を読み取って タテ糸とヨコ糸の交差の仕方を織機に伝えます 19世紀にフランス人のジャカードさんが発明しました
紋のデーターを直接記憶できるので 紋紙がいらないコンピュータージャカードです
ジャカードからの命令 タテ糸の上がり下がりを伝える綜絖(ソウコウ)小さな穴にタテ糸が1本ずつ通っています上がり下がりで開いた間をヨコ糸1本づつ通し 筬(オサ)で打ちこんで織物を織っていきます
昔は杼(ヒ)と呼ばれたシャトルが中に巻いたヨコ糸を出しながら左右に運びました
今の織機はシャトルの代わりにレピアという装置がヨコ糸をくわえて運んでくれます
紋データーの指令を受け次にどのヨコ糸が出るかを指図する選択装置です 機種により6色から8色を選べます
コンピュータージャカード織機 1分間に200回~300回 ヨコ糸を織り込む織機です
ヨコ糸やタテ糸が切れた時は人がつなぎますヨコ糸が無くなった時は人が補充します
キズやヨゴレが無いかを検査します 簡単に直るものは直し 直らない物には印しを付けます 長さも測ります